ふたたび歯科医師が不足する?

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

現在、我々歯科医師は、非常に厳しい状況におかれています。  
歯科医師および歯科医院の過剰…、歯科医院の倒産…、
稼げないワーキングプア…、3K職種認定…、
社会的地位の極端な低下…、保険制度の矛盾…    

 

現状は確かに厳しいです。
しかし、こんなことを言う方も一部にはいます。

『近い将来、歯科医師不足になる』
『それまでがんばれば、イイことづくめになる』

本当でしょうか?    

 

将来のコトを正確に予言することなど誰にもできません。
しかし、自分なりの予測を立てて、
その事態に備えることはできます。    

 

“近”はこう考えています。

『歯科医師は絶対数としては不足する』
『でも仕事に見合った報酬を得られるのはごく一部』

まぁ、にわかには信じられないでしょうが、
30年前も現在の惨状を想定していた人はいなかったわけです。
信じられなくても可能性として知っていても損はありません。

 

 歯科医師が不足するのに楽にならない?

“近”の私見ということで聞いていただきたい話です。  
まず、歯科医師不足が表面化するのは15~20年後でしょう。
そう予測する理由をいくつかあげます。    

 

歯科医師の絶対数が不足する4つの理由

1 現在、実働している歯科医師の最大ボリュームは50~60歳であり、
  この世代の多くが15~20年後には引退します。    

 

2 国は歯科医師過剰を是正するために
  国家試験の合格率を抑えて、新卒歯科医数を減らしています。
  (現在は合格率70%前後からそれ以下)    

 

3 不人気歯科大学は入学生徒数の定員割れが続いており、
  閉鎖、合併などを経て最終的には
  歯学部入学定員減少が実現する運びに…。    

 

4 現在、歯学部学生のほぼ半数が女性で、さらに増加傾向にあります。
  女性歯科医師の実働率は、卒後10年で3~4割程度しかありません。
  女性のライフサイクル等も考え合わせると
  女性歯科医師の実働率が  急上昇するとは想定しにくい。  

 

これだけの材料を並べてみると、
歯科医師数が減少に転じていきそうで
なんとなく歯科医院の経営は楽になりそうに感じます。

 

しかし残念ながら”近”はそう楽観的には考えてはいません。
むしろもっと苦しくなるところが増えると考えています。

そちらの理由はこれです。    

 

歯科医院経営が楽にならない5つの理由

1 15~20年後には日本の人口は
  現在から 15%前後の減少が
シンクタンク等で予測されています。    

 

2 日本の国家財政は急激な好転を見込むことができず、
  保険制度の財源・予算は緊縮傾向を
  余儀無くされる可能性が高くなっています。   

 

3 実際に開業した歯科医師のライフプランを見てみると、
  平均開業年齢の上昇、
景気の低迷、 自由競争の激化などにより
  資産形成がなかなか思うように進まないために、
  現役歯科医師を引退する年齢が延期傾向にあります。    

 

4 老齢人口が加速度的に増加するため、
  訪問診療、有病者診療の増大に伴って
  仕事量や必要な知識量も増大し。
  高リスク、低効率の診療が増大が予想されます。    

 

5 都市部への人口集中と地方の過疎化は
  問題視されるようになってからも大きく改善されないままで
  これからも持続することが予測されています。    

 

つまり、歯科医院数が減少して仕事の量は増えるものの
割の合わない仕事やリスクの高い仕事の増加が予測されるのです。

 

働きに見合った報酬が取れる歯科医師は限られ、
多くの歯科医師は仕事に忙殺され、神経をすり減らしても
報われることが少ないような状況を”近”は想定しています。  

 

現在の医科における「産科」のイメージに似た状況を考えています。
ニーズは確かに増加するはずです。

 

地方の歯科医院・歯科医師不足は
現在でも漏れ伝わって来ています。

逆に都市部では
これまで以上に二極化が進むことでしょう。

 

戦略を持たない歯科医師、あるいは
戦略を間違った歯科医師は
実りのある歯科医師人生からはかえって遠のくかも…

 

こんなことにならないといいけれど…
状況は相当厳しいように思います。

…………………………………………………………………………

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

  “近”は本文のような未来予測を立てています。
当然、そうなっても通用するような戦略も立ててあります。    

 

しかし、予測通りになったとすると、
歯科医師としてのスタンスや方向性によって
取るべき戦略も大きく変わるであろうこともわかっています。    

 

現在でもよく聞く、ある資質・素養を
持ち合わせているかどうかがその分かれ目なのですが、
それはどんなことでしょうか?    

 

全く持ち合わせていないという歯科医師はいないはず。
もちろんあなたも持ち合わせていることです。

そのある「資質・素養」とはどんなことでしょう。

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。

 

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