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どこを目指すかで歯科医院経営は大きく変わる【書き下ろし】

Last Updated on 2023.5.19 by 近 義武

『患者が来ない…』と悩む院長はたくさんおいでです。
日本の人口が減少し、特殊出生率も大きな改善はない。
でも歯科医院数はわずかずつですがが増えているのですから
何もしなければ患者数は減っていくのが道理です。

 

この自然の成り行きに逆らって患者を増やそうとするなら、
何らかの人為的な施策を打つ必要があります。

 

そもそも、「患者数を増やす目的」はなんでしょうか?

医院経営に必要なため…
歯科治療して収入を得るため…
仕事(診療)をするため…

パッと思い浮かぶのはこんなところでしょうか。
確かにそうなのですが、上で挙げたような目的には
感覚的な目的と実質的な目的が混在しています。

 

感覚的な目的とは、いわば
『診療(仕事)をする欲求そのもの』です。
行いたい診療、学んだ知識、修得した技術を
発揮する場面を求めているということです。

 

アポイント帳が埋まっていると安心するのは
「患者を増やすことによる感覚的な目的」が
達成されていると感じるからです。

 

おおよその場合には、感覚的な目的が満たされることで
ほぼ同時に
実質的な目的も満たされます。

 

「患者を増やすことによる実質的な目的」は
『過大な負担なく医院を運営していくこと』です。

 

必要経費をかけ、売上げを上げて、利益を手にしなければ
あなたは継続して歯科医院を運営することはできません。

 

いろいろ省略して簡単にいえば
『売上げの「原資」として患者を増やす』
これが実質的な目的です。

 

感覚的な目的と実質的な目的は
本音と建前のように絡み合って存在しています。

 

これら2つの目的を分離して考えないと
「医療とは…」「倫理が…」的な問題にすり替わって、
進退がきわまることもあります。

 

どちらも大切ですし、モチベーションなどはむしろ
感覚的な目的から出くることが多々あります。

 

どちらか一方が優れていることもなければ
どちらかが全く不要ということもありません。
双方のバランスの取り方は個人差が大きいモノです。

 

気持ちよく歯科診療を行いたい気持ちが強いなら…

この記事の公開は2023年10月31日まで

Last Updated on 2023.5.19 by 近 義武

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