ポジティブシンキングの本当の正体

Think positive, do not negative

先日のことです。

飲食店で食事をしていた際に

隣になったOL風の女性2人の会話を

何とはなしに聞いていました。

 

 

 

どうやら一方の女性が

何かやらかしてしまって落ち込んでおり、

それをもう一方の女性が慰めているようでした。

 

 

電話でのお客への対応をミスったらしいのですが、

ミスの内容よりも気になったのは

慰める女性の言葉の方でした。

 

 

 

「くよくよしないで大丈夫!」

「もっと、ポジティブに考えないと!」

「次はきっとうまくいくからさぁ!」

 

 

 

「運が悪かっただけだよ!」

「もう忘れちゃえばいいよ!」

「こういう時こそポジティブシンキングだよ!」

 

 

 

連れがいたのでやめましたが、

 

 

『それ、ポジティブと違う!!』

 

 

と思わず突っ込みを入れたくなりました。

前半はまだしも、後半は明らかにおかしい…

 

 

 ポジティブシンキング

 

 

確かにミスしたことに対して

いつまでもグチグチ悔やんでしまうことは

ネガティブシンキングと捉えられます。

 

 

 

だからといって、

失敗や悩みなどから目をつぶって逃げ出し、

無理矢理明るいことを考えて

悪いことはすべて忘れてしまうことが

ポジティブシンキングではありません。

 

 

 

「ポジティブシンキング」でよく出てくる例として、

『コップ半分の水』があります。

「もう、半分しかない」と嘆くのか、

「まだ、半分ある」と前向きに捉えるのか、

というあの話です。

 

 

 

この例えはよくできているのですが

マインドセット・心構えを説くものなので

具体的な行動をどうすればいいのかがわかりません。

 

 

 

さらに、このコップの例では

『ネガティブ』と『ポジティブ』の

2つしか「心のあり方」が示されていません。

 

 

 

そこが「慰めていた女性」に

『間違ったポジティブシンキング』を

植え付ける結果となっているのです。

 

 

 

ではどのように考えればよいのでしょうか。

本来の「ポジティブシンキング」とは

どのようなものでしょうか。

 

 

 

 『失敗する』ということ

 

 

人はある良くない状況におかれた時に

その状況の原因が自分にある場合と

自分に原因がない場合とで

対応が変わります。

 

 

 

前述のコップの例でいうと、

単に半分の水が入ったコップを渡される場合と

半分の水を失ったのが自分のミスである場合とでは

考え方が変わるということです。

 

 

 

半分の水が入ったコップを渡された場合は

従来いわれてきた通り、その状況の見方次第です。

すなわち、

 

 

 

「もう、半分しかない」と嘆く=ネガティブ

「まだ、半分ある」と捉える=ポジティブ

 

 

 

失敗してコップの水を半分にしてしまった場合は

「失敗にこだわる」=ネガティブ

「失敗から目をそらす」=現実逃避

「失敗を役立てる」=ポジティブ

 

 

 

このように、『現実逃避』という

第3の道があるということなのです。

 

 

 

ネガティブ〜ポジティブを

二元論的な捉え方をしていると

ネガティブにならなければ

それはポジティブと考えたくなります。

 

 

 

しかし、そう考えてしまうと

「現実逃避」もポジティブなのだという

勘違いが生まれてしまいかねないのです。

 

 

 

 現実逃避

 

「現実逃避」は最悪の道ではありません。

しかし、ポジティブという程のものでもないのです。

 

 

 

「失敗」をそのまま忘れてしまうなら

そこから得られるものはありません。

次の機会に成功する可能性にも変化はありません。

 

 

 

仮に心の中から「失敗」を

完全に消し去ることができたとしても

現実の状況が覆ることはありません。

 

 

 

「失敗」を思い出さないためには

現実の状況からも「逃げ出す」行動を

とらなければならなくなります。

 

 

 

この行動は本人にとってはポジティブかもしれません。

しかし、この行動は形が変わっていても

端からは「失敗に捕われている」としか見えません。

 

 

 

 真のポジティブシンキング

 

 

発明王のエジソンは

電球を発明するまで一万回失敗したといいます。

しかし、そのことをエジソンは

失敗とは言いませんでした。

 

 

 

「うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」

 

 

 

と言ったのです。

 

 

 

「失敗」という事実は変わることはありません。

しかし、それがどんな事実であっても、

自分の役に立つような、

違う視点で捉えることはできます。

 

 

 

次回に、より良い結果を出すために

『今回のミスから学んだことは何だろうか』

と考えることができたなら、

「失敗」は自分の役に立つものとなります。

 

 

 

そう考えることで、

学んだことを糧として次の機会に行動に活かす…

 

 

 

これがポジティブシンキングと

それに従った行動なのです。

 

 

 

あなたはどうでしょう。

「失敗」は忘れてしまって、前向きになれば

それが「ポジティブ」「という発想に

陥っていませんか?

 

 

 

「失敗」といえども

それは大切なあなたの経験です。

「真のポジティブシンキング」で

あなたの未来への糧としてください。

 

…………………………………………………………………………

 

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

 

 

現実の世界では

失敗がトラウマになったり、

失敗から逃げ出したりがよく起こります。

 

 

 

素晴らしい成功をつかんだ人でも

全く失敗なく成功にまで

たどり着いたワケではありません。

 

 

 

ただ、“近”が出会った「成功した院長」には

共通して持っていた「あるマインド」があります。

 

 

 

これこそが「真のポジティブシンキング」に

たどり着かせているように感じているのですが

その「あるマインド」とはどんなことでしょうか。

 

 

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら

ぜひとも、考えてみてください!

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(ここは考える時間です)

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それでは答えです。

 

 

 

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