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その医療機器の価値、きちんと評価して購入していますか?【書き下ろし】

Last Updated on 2022.11.12 by 近 義武

医療従事者には
「お金や蓄財に関心を持たない」
という不文律が今でも根強く存在しています。

 

【医は算術にあらず】
この言葉がそれを端的に表しています。

 

ただ、この言葉は医師が希有な存在で
『儲けよう』と考えればいくらでも稼げた時代に
自戒を込めて弟子に語られたものです。

 

その精神は「大変すばらしい」としか
言うことができません。
職業倫理としても高位のものです。

 

しかし、現在の歯科業界においては
この言葉のみが一人歩きしているようです。

 

お金の話になると拒否反応を起こしたり
キャッシュフローと経営感覚が乖離している院長が
少なからずおいでになります。

 

院長本人の性格や理解力に難があるわけではないので
『思い込み』『刷り込み』『洗脳』
みたいなことなのだろうと推察しています…

 

「お金」の話題が意味もなく忌避されている結果、
「お金の性質」を理解して歯科医院経営に
活かしている院長が
ほとんど存在しません。

 

毎日の診療を真面目に頑張ったら、
いつの間にか経営がうまく行って裕福になっていた…
40年ほど前までは実在する話でしたが
令和の時代の現在では宝くじ並みの僥倖です。

 

当然、今回の話は『受けが悪い』です。
しかし「お金の性質」を理解しておけば
お金をより効果的・効率的に使うことができます。

 

「塵も積もれば山となる」のことわざ通り、
歯科医院経営自体も停滞から脱皮できるかもしれません。
認識を多少修正するだけですので気楽にお聞きください。

最も重要なお金の性質とは…?

結論から言いましょう。
商品やサービスとの交換したり、
価値に対して報酬を支払ったりできることです。

 

つまり、最も重要なお金の性質とは
価値の交換、貸し借りを可能にすることなのです。

 

しかし、お金を持つ=「自分自身の価値の上昇」
という勘違いを起こす方が相当数います。

 

その結果、

「金があれば、なんでもできる」
「心は金で買える」
「人は金についてくる」

などの行き過ぎた『価値の交換』に
認識が変形してしまいがちです。

 

そういう院長は、医療=「価値」を提供して、
診療報酬を得るということに対しても
『診療してやっている』気持ちが強くなり、
いずれ患者が離れていきます。

 

『価値の交換』の本来の姿は【等価交換】です。
我々が提供する歯科診療の品質が高いことはもちろんですが…

この記事の公開は2023年4月30日まで

Last Updated on 2022.11.12 by 近 義武

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