歯科経営もビジネス

歯科医院経営の浮沈を左右する「需要と供給」【書き下ろし】

ほとんどのビジネスが顧客(患者)のニーズに応える事で成り立っています。
だから、本物の不老不死の薬や100%当たる馬券の買い方が提供されれば
凄まじい数の購入申し込みがあるはずです。

 

「足の腓返りを即解消する」の薬は多分それほど売れません。
需要があまりなさそうだからです。
ビジネスとしては、まぁ難しいでしょう。

 

単純化してあえて言い切ってしまうなら
ビジネスは需要と供給で成り立っています。

 

もともと需要と供給とは価格と関連させて使われます。
需要は「欲しいと思う人」、供給は「与えるモノ」のことですね。

 

欲しいと思う人が増えるか、モノの数が減れば
モノが貴重になって
価格は上昇します。

逆に、欲しいと思う人が減るか、世の中がモノで溢れかえれば
モノのありがたみがなくなって価格は減少します。

 

経済学の基本としてはこのような内容になるのですが、
今回は価格に関しては考えないことにしましょう。
特に保険治療は価格が変化しませんので
純粋に需要と供給だけを話していきます。

歯科医院経営の需要と供給

「足の腓返り」を一発で治す薬と「不老不死」の薬、
効果が本物ならどちらがビジネスになると思いますか?

 

考えるまでもなく「不老不死」の薬ですよね。
もそう思います。

 

要は、欲しいと思う人(需要)が多いほど商品やサービスが売れます。
商品やサービスが売れれば利益が上がります。
すなわちビジネスになるということです。

 

「足の腓返り」を解消したい方よりも「不老不死」を望むの方が
多い
と考えられるのでビジネスになる可能性が高いわけです。

重要なのは需要と供給

歯科業界に当てはめてみましょう。
この40年間で歯科医師数も歯科医療機関数もほぼ2倍となりました。
ということは、供給が2倍になったということであり、
歯科医院1軒あたりの患者数が半分になったということです。

 

これに対して、需要を表している歯科医療費は…

この記事の公開は2023年8月31日まで

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