近 義武の歯科医院経営大学

「貧乏暇なしなんだよ…」
「忙しくて…でも儲からない」

こういう院長先生に足りないのはズバリ
経営戦略です。

働いているのに利益が少ないということは、

利幅が薄い診療が多い
スタッフでもできる仕事を院長がしている
単価の低い診療に時間をかけている

この３つにおおよそ集約されます。

この状況を改善したいなら、対策は
１、自由診療の値上げ
２、仕事を権限と責任と共に移譲
３、ハンドスピードのアップ等での時短
がスタンダードです。

単位時間あたりの収益が増えれば
これまでよりも少ない患者数、
短い診療時間、小さい固定経費で
これまでと同じ利益が見込めます。

つまり、同じ利益を得るために費やす
あなたの時間が圧縮されるということです。

その結果、できた空き時間を使って
質の良い患者を増やす施策や
現在の診療に更なる付加価値を加える手段を
考案し実施に移せるようになるということです。

しかし、このような提案をするとこんな反論がよく返ってきます。
細切れの時間が増えても役に立たない！

忙しくはなくなるんだから、それで十分では？
と言い返したいところですし、
その辺りはお好みで工夫をしてください！でも良いのですが
折角なので、経営にプラスになる時間の使い方を紹介しましょう。

実際の方法はどれもシンプルなのですが、
意外にちゃんと話す人がいないので説明しておきましょう。

細切れの時間をどうする？

確かに、短い時間を有効活用するのは簡単ではありません。
集中して、効率的にタスクを処理するには、
また別の難しさがあると言えます。

ならばその「細切れの時間」…

この記事の公開は2024年2月29日まで