歯科医院経営鳥リスク

歯科医院経営で得する「リスク管理」の考え方【書き下ろし】

Last Updated on 2022.1.1 by 近 義武

歯科医院経営に限ったことではありませんが、
あらゆる運営責任者に対して書籍、教訓、その他では
「リスクを管理しなさい!」とアドバイスされています。

 

「リスク」という言葉は知っていても
本質がどういうものなのか、どう扱えばいいのか、
これらが曖昧なままでは
リスクは管理できません。

 

『実際に大きな事件が起きたら大変だから
それに備えればいいのでしょう…?』程度の認識では
安心・安定の歯科医院経営は望めないのです。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
集患、自費率向上、予防歯科の確立をブランディングで実現する、
ブランド歯科医院構築・経営コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

ここまで話してきましたが、今回の話は少し小難しいというか
とっつきにくい「リスク」「ボラティリティ」の話になります。

 

先生の興味を引きにくい話であることはわかっていますが、
いつもとは違った脳の刺激としてお読みいただくといいでしょう。

リスクとボラティリティ

 

一言で言えば、リスクは「損する可能性」
ボラティリティは「変動の振れ幅」です

 

我々はこの「リスク」と「ボラティリティ」を
混同かつ一括りに考えてしまいがちです。

 

歯科医院を開業して将来、安泰に暮らせるか、暮らせないかを
歯科医師という職業のリスクだと考えたりします。

 

実際には、将来安泰に暮らせるか、暮らせないかは
「ボラティリティ」= 変動の振れ幅であって
「リスク」ではありません。

 

ボラティリティはあなたの行動、捉え方次第では
プラスとして働かせることもできれば
リスクを生み出す主要因にもなりえます。

リスク

 

厳密な計算式ではありませんが、

リスク=発生確率×被害の大きさ

というように捉えてください。

 

リスクの発生確率はゼロにはなりません。
起きるかもしれないことを考えるのですから
当然と言えば当然のことです。

 

また、被害の大きさを無限大にすることもありません。
発生確率をいかに小さくしても無限大の破滅的な被害が
発生することになるからです。

 

被害が大きければそれだけリスクが大きいことになります。
逆に最悪な事態が起こっても、被害が許容できるのであれば
リスクは大きくないと言えます。

 

例えば、歯科診療における施術者のHIV感染のリスクは

この記事の公開は2021年12月31日まで

Last Updated on 2022.1.1 by 近 義武

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