近 義武の歯科医院経営大学

質の高い患者を集めるにはどうしたら良いでしょうか？

手当たり次第に方策を試して、当たるまで頑張るような
偶然に頼ったやり方でなく、再現性の高い方策を話していきましょう。

インターネットの普及とインフラの整備によって
患者の歯科医院選びはそれ以前とは変わってしまいました。

その点を踏まえた話となります。

結論：伝えたい歯科医師像、歯科医院像を決める

歯科医院選びに限ったことではありませんが、
一般的な方々が自分自身の行動を決めるにあたっては、
「まずは検索」することがもはや当たり前となっています。

実際に携帯電話使用者の９割以上がスマートフォンを使用しており、
新規契約のほぼ全てがスマートフォンとなっています。

そしてスマートフォン所有者は、平均して毎日２時間近く
インターネットに接続をしているのです。

動画を見たり、ゲームをしたりもするのですが、
インターネットに接続している時間のおよそ半分は
なんらかの「検索」をしているという数字も出ています。

単純計算でスマートフォンユーザーは
１日１時間程度は何かしら検索をしていることになります。

いつでもどこでも情報を得られる状態になったからこそ、
得ることができる情報量が以前の数十倍〜数百倍に膨れ上がったからこそ、
『失敗したくない』という気持ちも強くなっているのです。

あなたもご自分の歯科医院のホームページはお持ちでしょう。
そこに記載している情報は患者の歯科医院選びに際して
必ず競合の歯科医院と比較されます。

その情報によって、患者が
あなたやあなたの歯科医院に抱くイメージは大きく変わります。

これを十分に吟味した上でコントロールしなければ、
患者のいつも行っている「比較検討」で
あなたの歯科医院が選ばれることはあり得ません。

この記事の公開は2024年1月31日まで