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保護中: 歯科医院経営にも気にするべき「流行」はある【書き下ろし】

Last Updated on 2023.6.1 by 近 義武

我々歯科医師の最も大事にするべきなのは
良質の歯科医療を提供することに間違いはありません。

 

しかし、提供し続けるには社会の変化=『流行』に
適応し続ける必要が、この現代ではあります。

 

「ブーム」という言葉をあなたも耳にしたコトがあるでしょう。
流行が1〜3年ぐらい続くモノが「ブーム」です。

 

ちなみにもっと短期間で流行が収束するものをは『ファッド』
『ブーム』よりも長期に流行するものは『トレンド』です。

歯科における「流行」事例

歯科の例でいうと宣伝ブームといえる時期がありました。
皆がこぞってインプラントを導入しその宣伝活動に
多額の広告費を費やしていたものです。

 

「ホワイトニング」「ヒアルロン酸注入」なども
分類としてはブームということでした。

 

宣伝ブームとは別に
インプラントの治療そのものに関しては
ブーム、トレンドをさらに超えたものになりました。

 

一般の患者層にも(上部だけですが)理解され
歯科医療の1つの分野として確立されて
欠損補綴の治療法の選択肢の1つに残ったわけです。

 

将来的にこの先の開業期間の長いドクターにとって
インプラントを習得することはほぼ必須ですよね。

流行にいつ乗るか

こんなインプラント治療のように
治療分野として
生き残るものであれば、
参入の時期がいつでも
『失敗』にはなりません。

 

しかし、そこまでには生き残ることがないような
「流行」から利益を大きくとるには
「先行者利益」が必要不可欠になります。

 

つまり、流行のできるだけ早い時点で
導入を決断しなくてはなりません。

 

導入に伴う機器の買入、スタッフの教育コスト、
広告費など先行投資も必要です。

 

トレンドになってくれるなら、多少参入が遅れても
投下資金を回収するのは難しくありません。

 

しかし、短期間で収束するもファッドなら、
相当早期に参入しなくては利益を得られません。

 

参入するかしないかを決断する時点では、
誰にもその流行の寿命は読みきれないわけですから
ギャンブル的な部分がついて回ることでもあるのです。

 

そういったリスクとリターンをどう考えるかが
歯科医院経営者たるあなたの裁量ということになります。

もう1つのリスク

ならば、ブームを超えてトレンド以上になると
見極めがつく段階までウォッチして参入すればいいと
考える方もおいでになるでしょう。

 

それも悪くはありませんが、
別のリスクを負うことになります。

 

そのリスクとは…

この記事の公開は2023年5月31日まで

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