新治療導入を歯科経営的に考える7ポイント「セレック」

こんにちは、歯科医師でコンサルタントの 近  義武 です。    

今日は気になる記事をみつけましたので紹介させていただきます。    

 

 

歯科治療に3Dプリンター応用 

詰め物の治療が当日で処置完了 

2013年10月13日(日)7時5分配信      

様々な分野での応用が期待されている3Dプリンター。

特に期待が高いのが医療分野への応用だ。

すでに3Dプリンターの登場によって、

歯科治療の現場は大きく変わろうとしている。

 

 

ここは、東京・中央区の八重洲歯科診療所。

3Dプリンターから飛び出したドリルが

1センチ角のセラミックを削り出していく。

時間にしてわずか5分、

患部の型取りをすることなく詰め物は完成した。  

 

 

これまでは院外の歯科技工所に依頼し、

約1週間を要した詰め物治療だが、

この「セレック」システムは当日治療。

 

 

撮影した画像をもとに、医師が形や角度を設計し、

その場で詰め物を完成させる。

 

 

すべての処置完了は1時間半ほどだ。

気になる装着感だが、

「下処理を丁寧に行なうことで隙間なくピッタリと装着でき、

詰め物の下の二次的な虫歯も抑制します」

と、話すのは中村昇司院長。

 

 

21世紀の産業革命といわれる「3Dプリンター」が

歯科治療の現場を変えている。

治療費は詰め物1歯6万3000円、被せ物1歯12万6000円という。

 

※週刊ポスト2013年10月25日号  

 

   

いかがでしょうか?   いわゆる患者向けの記事なので、

いまさら『セレック』の記事で  

歯科医師であるあなたが驚きはしないでしょう。      

 

 

ここでもっと最も注目するべきなのは、  

週刊ポストという大衆紙にこの記事が載ったということです。  

 

 

減ったとはいえ、発行部数が30万部以上の

一般大衆向け週刊誌の記事として載った・・・。      

このことは、歯科医療従事者以外の人の

「セレック」システムによる   治療の認知度が

上昇しつつあることを意味しています。      

 

 

歯科医院の経営サイドから考えることは「セレック」導入の是非。

そこで、    少しを考えてみましょう。

 

【新しい診療を導入する際に考慮するポイント】    

ポイント1 導入費用

セミナー参加費、習熟にかかる時間的コスト、資金調達コストなどは

あまり考慮されないので注意が必要です。  

 

 

ポイント2 広告戦略

院内掲示、HP掲載以外にも広告宣伝費をかけるのか。

かけるならば、PPC広告や地域ミニコミ紙出稿など

どのメディアにどれくらいを投じるのか。

目安は患者獲得コスト、生涯患者価値などから算出する 。

 

 

ポイント3 診療報酬額

患者を選別する指針にもなる。

なにか付加価値を考えることで単価を上げる。

 

 

ポイント4 投下資本の回収期間

患者へのわかりやすさが大きいほど回収期間は短期間となる。

どのメリットを強調してアピールするか、

そのメリットを大きなニーズとして持っているのは

どんな患者層かの調査と把握をする。(マーケティング)  

 

 

ポイント5 競合歯科医院の参入障壁

高いほどニーズ=市場を独占的に確保し続けられる。

習熟にようする時間、経験値の必要性、導入費用の高さ、

投下資金回収の期間、 粗利率、患者教育の必要性などで判断する。

 

 

ポイント6 リスク

想定されうる最悪の事態と

あなたに降り掛かるダメージの大きさへの考慮が必要。

発生確率が低くても発生したら再起不能となることは

何らかのリスクヘッジが必要です。

経済的リスクと医療的リスクの両側面から検討すべきです。    

 

 

当然、全てが絡み合っています。  

そもそも導入資金が調達不可であれば

他の項目は考慮する意味もないですし、  

広告戦略、資金回収、金額設定は互いに決定を左右し合います。  

例えば、導入費用が多額なほど参入障壁は高くなりますが、

リスクも診療報酬額も上がります。        

 

 

現時点での”近”の意見としては、  

無理なく導入資金を調達可能で、広告戦略を適切にとれるならば  

「セレック」の導入は積極的にしてイイと思っています。  

 

 

もちろん、あなたの診療のポリシーやライフスタイル、

人生哲学などにマッチするならという前提でですよ。      

 

 

白い詰め物を1日で装着するというのは患者にとってわかりやすい。  

システムが高額なため競合歯科医院の新規参入障壁が高い。  

審美系の診療報酬額は高めに設定可能。  

適切な広告戦略に広告費を投入すれば、回収期間は長大にはならない。      

 

 

こんな感触です。    

ただし、セレック導入以外の優先事項の有無や

キャッシュフローの状況など  

他にも考慮するべき事柄はたくさんあります。  

最終判断は自己責任でお願いします。         


考えてください        

実はもう1つ、話していない7つ目の考慮するポイントがあります。

まずはちょっと考えてみて下さい。

 

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

(ここは考える時間です)

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     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

それでは答えです。 

 ポイント7 継続性、リピート性、予防性

 

 

1人の患者が複数回繰り返しその診療を受ける可能性とその頻度です。

例に挙げた「セレック」においては、

この継続性は低いですが、

例えば、付加価値をたくさんつけた

PMTCなどはこれが高いと言えます。

 

 

ただし、リピート性、予防性が優れているシステムは

患者のわかりやすさやニーズが

低いことが多いので注意が必要です。

 

 

 

 

以上、参考になれば幸いです。  

また他にも、歯科医院の経営に関連する記事や

  気になる記事を紹介して詳しく解説してあります。

本日はこれにて終了です。     ありがとうございました。      

 

 

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