あなたがやるべき仕事・あなたにしかできない仕事(前)
多くの歯科医院が12月末日締めで決算ですから
レセプトが済んだら確定申告のための資料の整理という方も
たくさんおいでかと思います。
実際自力で申告される院長は少数派で、
ほとんどの方が税理士などと契約して申告をされていることでしょう。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
歯科医院の院長には「医療従事者」としての『診療の仕事』の他に
「経営者」としての仕事や「オーナー・資本家」としての仕事があります。
『経理・税務・財務の仕事』は経営者の仕事であり、院長の仕事ですが
アウトソーシングすることにためらいを感じる院長はほとんどいません。
「自分にはよくわからない」「専門家が存在する」「実例多数」
などの理由から『経理・税務・財務の仕事』を外注することに
心理的な抵抗感がないのだと思われます。
これはこれでちっとも悪いことではありません。
歯科医院経営的な視点で見た場合『経理・税務・財務の仕事』は
院長自身が最後まで手放さずに自分で行う仕事ではないからです。
歯科医師は優秀な方が多くて、なんでも自分でやろうとします。
しかし、院長としては間違っていますし、今すぐに改めるべきです。
院長のやるべき本来の仕事
そもそも歯科医院の院長が忙しいのは当然といえば当然なのです。
『技術者・労働者』の仕事…医療従事者として行う診療・治療
『現場監督者』の仕事…実務を取り仕切る指揮・指導
『経営者・CEO』の仕事…医院経営の分析・施策の決定・実行
『出資者・オーナー』の仕事…収支の検証・経営方針の策定
の1人4役をこなしているからです。
これらを全て抱え込んでいては時間がいくらあってもたりません。
そこで、これらの仕事の一部を他者に移譲をすることになるわけです。
あなたが仕事を移譲するか、移譲しないかを決める際の
キーワードはたった1つだけです。
それは『あなたにしか』できない仕事かどうか、です。
あなたにしかできない仕事は実際には3つしかありません。
言い方を変えるなら、その「3つの仕事」以外は
全て他者に移譲ができるということです。
「忙しい」と嘆く院長は「3つの仕事」以外の仕事まで
抱え込んでいるから忙しいだけですし、業績が良くないのは
「3つの仕事」の量と質が釣り合っていないからなのです。
ではその「3つの仕事」について詳しく話していくことにしましょう。
あなたにしかできない3つの仕事:1つ目
ほとんどの院長がまずは「診療」となるはずです。
『技術者・労働者』の仕事…医療従事者として行う診療・治療です。
あなたの歯科医院に歯科医師があなた1人だけなら
ほぼ全ての「医療行為」をあなたがやらなければなりません。
ここに歯科衛生士が加わればちょっぴり移譲が可能になります。
勤務医が加わればさらにたくさん移譲が可能になります。
多くの勤務医がいたとしても
あなたにしかできない診療・治療は必ずあるはずです。
また、どうしても移譲したくない診療・治療もあるはずです。
さらに、勉強や研鑽なども診療の一部と考えられますから
「診療・治療」は院長にしかできない仕事の一つです。
あなたにしかできない3つの仕事:2つ目
2つ目は「患者を来院させて受診させる」ことになります。
医療以外のビジネスでは「商品・サービスを売る」ことの相当します。
歯科医療を提供するのに、
患者が来院してくれなくては何も始まりません。
また、来院しても(現在の情勢では)
保険診療のみというのは、医院経営上なかなか厳しいでしょうし、
「かかりつけ」として長期にわたって通院してくれる患者の確保も
重要なファクターとなっています。
ですから、この「あなたにしかできない2つ目の仕事」は
あなたの歯科医院に直接的に収益をもたらすための仕事と言えます。
この「あなたにしかできない2つ目の仕事」のメインは「集患」になります。
すなわち「患者にあなたの歯科医院の玄関の扉を開けさせる」ことを
促す全ての活動のことです。
最初にあげた「院長の4役」の中でいうと
『経営者・CEO』の仕事…医院経営の分析・施策の決定・実行
『出資者・オーナー』の仕事…収支の検証・経営方針の策定
がここに当たります。
ただし、これらすべてが『あなたにしか』できない仕事ではありません。
上にあげた仕事のうちの、あなたの意思や価値観が深く関わっている
施策の決定や経営方針の策定は確かにあなたにしかできない仕事です。
歯科医療サービスの導入、開発や取捨選択、価格の決定、
システムの構築などはあなたの考え1つで結論が変わります。
そういう意味で『あなたにしか』できない仕事になるのです。
これに対して方針決定後の作業や施策の実行などには
あなたの考えが入ってくる余地はわずかしかありません。
そういう仕事は移譲することが可能となるわけです。
ちょっと注意が必要なのは、あなたの歯科医療の価値を高める、
あるいは高いことを患者に伝える仕事も
『あなたにしか』できない仕事となる可能性が高いことです。
あなたが提供する歯科医療の価値が高いことを患者に伝えるには、
あなたの価値観や診療方針、ポリシーを表明しなくてはなりません。
なぜなら、品質や特性を患者は我々と同レベルで理解はできません。
また、品質や特性の説明だけでは、あなたの歯科医院と
他の医院との違いを実感できないのです。
ですからあなたの価値観や診療方針、ポリシーが
付加情報として必要となってくるのです。
そしてそれをきちんと言葉にできるのはほぼあなただけです。
その結果、『患者に価値を伝える』仕事の核となる部分は
あなたにしかできない仕事になりやすいということになるわけです。
長くなってきたので続きは次回に。
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考えてみましょう
さて、それでは恒例のシンキングタイムです。
今回重要かつ唯一のものだと話した「あなたの価値観」ですが
歯科医院経営で運用していく際にはちょっとした注意があります。
このことを知っておかないと無駄に悩んだり、
患者に期待を裏切ったりすることになりかねません。
ではその「ちょっとした注意」とはどんなことでしょうか。
せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。
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