歯科医院の親子継承はなぜ揉める?噴出する問題あれこれ(後)

歯科医師という人種は
自分の診療スタイルについてはかなり頑固なものです。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

「親子継承」が揉めるのは
世代が違う歯科医師二人がブツかり合うのですから
仕方がないところがあります。

 

親子が一緒に診療するだけでも
相当難しいというのが現実です。

 

“近”の親は歯科医師ではないので
継承を自分自身では経験していません。

 

しかし、コンサルタントとして
「親」と「子」の間に何度も立ったので
ある意味「親子継承」のベテランになってしまいました(笑)

 

前回は「親子」といえどもなかなかオープンにできずに
揉める要因になりやすい『金銭問題』について話しました。

 

今回は『経営に関する問題』『診療に関する問題』について
話していこうと思います。

 

2、経営に関する問題

経営とはいわば、
何にどれだけお金を使って
どこからどれだけ回収するかです。

 

その方針の最終決定権を持つのが『経営者』です。
そのトップが変わると組織が変わります。

 

このことは大きな会社組織だけでなく
歯科医院でも同じです。

 

ポイント①人員計画

どの職種の人材を雇用するか、
また、シフトをどうするか、
というマネジネントの方針です。

 

どんな人をスタッフにするかで
歯科医院の雰囲気は劇的に変わります。

 

当然ながら賃金が発生しますから
給与体系の整備も必要になるかもしれません。

 

さらに命令系統の問題があります。
「船頭が二人」いる状況が発生するなら
命令系統が明確になっていないと
診療室内が混乱するのは想像に難くありません。

 

ポイント②予算とその執行

限られた予算をどう使うのか?
予算が潤沢にあれば
親も子も言い分がそれなりに通ります。

 

ここでも「お金」があれば
揉めにくいという事実に変わりはありません。

 

ただ、親子それぞれやりたいことがあるのに
実現できるお金がない状態が続くと
不満がじわじわ来ることが多いようです。

 

ポイント③外部スタッフ

人間関係、利便性、報酬などの点で
一旦不満を憶えると問題化します。

 

歯科材料店およびその担当者、技工所、
会計士・税理士、弁護士、清掃会社など
歯科医院に出入りする外部の人間は以外に多いものです。

 

親は既存外注先との関係に疑問を感じていなければ
あえて新しい取引先の開発に興味がわきません。

 

そこで、子だけが疑問や不満を感じると
揉め事の火種になることがあります。

 

特に診療に直結する技工所の扱いは
かなりセンシティブです。

 

ポイント④税務・財務・労務の付随事務

帳簿付けや釣り銭の管理、各種料金の支払い、
業者への振込み、給与計算と支払いなど
事務にもそれなりのボリュームがあります。

 

子には決定権がないままこのような事務だけを
負担させるようだと子の不満が募ります。

 

これらの仕事は
診療時間内にできることもありますが、
基本としては診療時間外のものです。

 

スタッフ、母親、嫁など
別の第三者に任せる方法もあります。

 

作業であればできる「誰か」に任せても構いませんが
考察・検討することや決定権まで渡さないようにしましょう。
別の火種になる可能性がついてまわることになります。

 

ポイント⑤対外的信用

対外的には長年その場所で
歯科医院を営んできた「親」の信用は
有形無形で大きく存在しています。

 

仮に全ての権限が「子」に委譲されて
「親」が単なる「後見人・ご意見番」的立場になったとしても
周囲の信用状態はほとんど変わらないものです。

 

ここは親に一日の長があります。
しかし、子はこのあたりの認識ができません。
直接数字に現れにくいものですから無理もありません。

 

特に、金融機関の評価は実績主義ともいえるので、
借入金の稟議が通りやすくなることは実際にあります。

 

その事実を持って、
子のことをいつまでも半人前扱いだったりすると
一触即発の状況が醸成せれていきます。

 

いかがでしょう?
経営は「船頭多くして舟、山に登る」状態に
陥りやすい部分です。

 

経営方針の合致・擦り合わせが十分でないまま
継承をスタートさせると、その方針を
具現化する・実務化する段階で揉めることになります。

 

経営方針の距離が縮まらずに、継承が必須となるなら
最小限の引き継ぎをした後は「親」は金も口も出さない
『空気』になるしかありません。

 

最終的には必ず「子」の完全自由意志、
責任も100%となるのです。

 

親も子も不満なくその状況となるように
親は歯科医院並びに子への経済的依存の解消を、
子は社会的信用と経営力を1日も早く獲得できるよう
親からもそれ以外からも学ぶべきは学ばねばなりません。

 

経営は歯科医院稼業の根幹でもありますし、
継承の意義・価値にも繋がることでもあります。

 

また、継承を考え始めた初期には
親も子もお互いにいいとこ取りしようとします。

 

それがある意味当たり前ですから、それも含めて
お互いを認め合うところから始めて下さい。

 

診療に関する問題

コアなポイントになるのは診療方法の違いです。
単純にいって、親子間で30歳程の年齢差があります。
その間の歯科医療の変化を考えてみてください。

 

つまり、お互いがお互いの診療方法を知らない、
もっといえば気に食わない状態になりかねないのです。

 

気に食わないだけであれば、感情の問題ですから
お互いに干渉さえしなければ問題も生じません。
しかし、そうもいっていられない部分もあります。

 

ポイント①1人の患者を親子で診る

患者からすれば、親子で診療方法がまるきり違うと
優劣を付けたくなるモノです。

 

親が優れていると思われれば子はまだまだと思われます。
逆に子が優れているとなれば親は古くさいとなります。

 

歯科医院としてはどちらにしても信頼を失ってしまいます。
特に先があって今後の主役になる「子」が貶められることは
今後の医院運営に暗雲をもたらすことになります。

 

また、例え親子であろうと、
自分以外の術者が処置をすることで、
治療計画が台無しになったり
計画変更を余儀なくされたりする場面が出てきます。

 

良かれと思ってやったことも
余計な手出し、ありがた迷惑となることもあります。

 

ポイント②技工士

求めるクオリティが違っていると
技工物にかたや満足、かたや不満だらけとなることがあります。

 

さらにここに料金の問題、取引の長さ人間性などが加わって、
親子ともに大満足するような技工所を
見つけることは至難の技となります。

 

親は親の技工所、子は子の技工所という形態も
珍しくはないものです。
しかしこれは仕分けをして技工所に渡す作業を行う
スタッフにも負担が増えます。

 

ポイント③機器の導入

診療方法が異なれば必要な機材も変わります。
細かいモノであればさほど問題にはなりませんが
金額がそれなりにするものや工事を伴うようなものは
導入する・しないで争いになることもあります。

 

例えばレジスターを使用していたものを
レセコン連動の会計システムにするとします。

 

すると、システムの選定、価格から始まって
入力の手間、帳簿との兼ね合い、釣り銭の扱いなど
運用面でも揉める要素が次々と表れます。

 

どうでしょう?
治療の面においても、それに付随した作業でも
揉めそうなのが容易に想像できるはずです。

 

インプットされた診療方針・方法の30年分の違いと
性格や経験、過ごしてきた状況などが加わって、
歯科医師という同じ職種でも親子では
全く違った思想を持っていることが普通です。

 

こうしてみると、
「親子継承」は親子同時に診療室に立つコトで
揉め事が発生しやすくなるのがわかります。

 

親子継承の案件は
第三者が思っている程簡単でもありません。
また、心暖まるものでもありません。

 

その親子特有の事情を組み入れて
どこを落としどころにするかが成否の鍵です。

…………………………………………………………………………

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

巷の中小企業でもこういった継承問題は
たくさん発生しています。

 

技術職で完全に徒弟関係になってしまっていれば
大きく揉めることはあまりありません。
伝統工芸などの多くがこのパターンになります。

 

しかし、歯科医院とは違う、あることが要因となって
「継承」で揉めることがあります。

 

同じ技術職ですが歯科医院継承では
ほとんど問題として表面化しない
揉める要因となる「あること」とは何でしょうか?

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。

 

 

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