もはや「無知」のままでは損失が出る!
もう20年以上前の話です。
まだ私がマーケティングや歯科医院経営について
学び始めてもいない頃のことです。
ある経営コンサルタントだという人物と話をしたことがありました。
そのかたは「歯科医院開業支援」に特化したコンサルタントで、
開業後3年以上経過した歯科医院の依頼を受けることは
ほとんどないと言っていました。
その理由を尋ねてみたところ、
「3年以上行ってきたことを改革するのはほぼ不可能」
「歯科医師の意識と行動の両者を同時に変えられない」
「仮に変えられたとしても、それまでのマイナスを払拭できない」
というような答えが返ってきたと記憶しています。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
集患、自費率向上、予防歯科の確立をブランディングで実現する、
ブランド歯科医院構築・経営コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
今現在の私、すなわちマーケティングを学び、
実際の歯科医院経営を繁盛させた経験を踏まえて再考すると
冒頭のコンサルタントは「実力ない」とわかります。
でもきっと、歯科コンサルビジネスとしては成り立っていたはずです。
なぜなら当時の私のように、多くの歯科医師にとっては
コンサルタントの実力のなさは判定できないからです。
まして、歯科医院開業前でビジネスの経験も皆無ともなれば
ことば巧みに説明を受けてしまうと、
コンサルを依頼してみようという気になっても不思議ではありません。
当時は気づきませんでしたが、『開業支援専門』と謳っているだけでも
十分に「実力を疑ってかかる」レベルと考えられます。
その方のように「歯科医師ではない」なら余計に実力が疑われます。
その方の言い分では、現在経営中の歯科医院の問題を解決することは
難しくてやりたくないと言っているようなものですから
推して知るべしといったところでしょう。
実際の歯科医院の開業とは、本来
院長となるべき歯科医師の確固たる「想い」や「志」を
具現化することを目標にして着手されるべきものです。
ただ患者がたくさんきてくれる可能性の高い歯科医院を開設するためでも
多くの収入を得られる歯科医院を経営するためでもないはずです。
開業してどんな歯科医院を作り上げたいのか、
開業後10年後、20年後にはどうなっていたいのか、
どんな患者を中心にして歯科医療を提供したいのか、
患者をどんなところ、どんな境地へ導いてあげたいのか、
どんな歯科医師、どんな院長になりたいのか、
スタッフにはどういう気持ちでどのように働いてもらいたいのか、
こういったことの1つ1つが明確になって、
しかも他者に伝わるようにきちんと言語化されていなくては
それこそ「ぴったりの開業地」もみつけられないはずなのです。
開業の意思を固めると、まずは開業地選びからになりがちです。
時間がかかることですし、開業地が決まらなくては
その先が何も決まりませんので仕方ないとはいえ、
少なくとも「想い」や「志」の明確化や言語化も
同時並行でなるべく早くに掘り起こさなくてはなりません。
「想い」や「志」をないがしろにしたままの開業は
周囲の業者等に主導権を握られて、抗うことができなくなります。
その結果「誰のための歯科医院開設」なのか、
わからなくなることもしばしばです。
40年前までであれば、そんな開業でも
経済的には間違いなく大成功しましたから
問題が表面化することなく過ぎ去ったでしょう。
しかし、現在の歯科界ではそう穏便なことにはなりません。
経済状況が厳しいために、些細な問題でも表面化しやすくなっています。
「想い」や「志」のない歯科医院では、
表面化した問題を解決できずに抱え込んだままとなってしまい、
その結果、ジリ貧ということがよくあります。
また、スタッフの雇い方も失敗が少なくなります。
「開業当初から多めにスタッフを雇っておいた方が良い」
というのは、必ず繁盛すると約束されていた時代の考え方です。
そもそもスタッフを雇うのは、
あなたが目指している提供したい医療や診療のあり方が定まっていて
それらを実現していくのに、院長一人だけでは手が足りないからこそ
必要となることです。
別の言い方をするなら、あなたが理想とする歯科医院を
経営・運営していく上で必要な業務のすべてを
院長であるあなたが一人でこなせるのであれば
スタッフなんていらないのです。
歯科技工での話なら理解しやすいはずです。
技工はやろうと思えば、ほとんどすべてあなたにもできます。
しかし、歯科技工士に任せた方が、その分の時間を使って
あなたにしかできない、あなたの思い描いた診療が多くできるから
あなたにもできる仕事を技工士に廻しているのです。
スタッフの雇い方も同じです。
あなたの理想を追求する上で抱えきれなくなった業務のうち、
あなた以外にでもできる仕事、生産性の低い仕事、
利益を生まない仕事、あなたが行うべきではない仕事などを
雇ったスタッフにやらせるのです。
その結果生まれた時間とエネルギーを使って、
あなたはもっと価値ある仕事をするのです。
レストランでもオーナーシェフが給仕も行う店がありますよね。
でもそれでシェフが幸せで豊かであり、想い通りの料理を出せるなら
スタッフやホール係を雇う必要なんてないのです。
楽するためにスタッフを雇うわけではありません。
「あなたが抱えきれないほどの仕事の絶対量がないなら
スタッフはゼロでもいい」と割り切れるなら
スタッフにこだわることもなくなります。
歯科医院の開業当初に、どれだけの仕事量になるのかは
正確にわかるはずもありません。
ならば、余剰資金が超潤沢でもない限り
多めにスタッフを確保しておく意味もありません。
意味がないどころか、怠け癖をつけてしまって
少しでも仕事量が増えると文句を言うようになります。
経費の中で人件費の占める割合は高くなりがちです。
人手不足で賃金そのものも上昇傾向にあります。
当然、何となく雇って賃金を支払うのはばかげています。
働かないスタッフを雇うなんてもってのほかです。
現在は様々な労働がアウトソーシングできるようになっています。
あなた自身が雇用主にならなくても、あなたに変わって
単純作業を請け負ってくれる仕組みがたくさんあります。
思いこみや既成概念を覆せば、
労使関連の苦労も軽減できる道は色々とあるものです。
あなたに医院はスタッフを雇いすぎていませんか?
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考えてみましょう
さて、それでは恒例のシンキングタイムです。
本文中でも言った通り、スタッフに廻す仕事は
基本的にはあなたが抱えきれない仕事です。
当然、誰にでもできる、単純で利益とかけ離れた仕事から
スタッフに渡していくのが合理的です。
そう考えると、慣例として
「誰にでもできる」仕事扱いになっているけれど、
本来は「複雑」で「利益と密接に関連」している業務があります。
その業務とはどんな業務でしょう?
せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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