経営に活かす患者心理 その35 プライミング効果
こんにちは、幸せドクターのサポーター、
歯科医師×クリニック経営アドバイザーの 近 義武 です。
もしあなたが「医院の経営のために」とか
「あなた自身が気分よく診療をするために」
もっと患者に好かれたいと感じているなら
良い方法があります。
超簡単!でも心理学的裏付けもあるという
ちょっとした優れものです。
まず、あなたも経験的に理解していると思いますが
「めんどくさい」
「つまらない」
というような、
ネガティブな発言を繰り返す人のことを
直感的に暗い人だと感じてしまいますよね。
それどころか、そういう人に接していると
こちらの気分も良くないですし
妙に疲れてしまったりするものです。
これとは逆に、
「面白いね」
「楽しかったね」
というような、
ポジティブな発言が多い人のことは
明るい性格の人と感じますし、
近くにいると、心地良いし嬉しくもなります。
このことはあなたの性格がどうあれ
単に「ポジティブな発言が多い」だけで
患者から好かれるようになることを意味しています。
人は相手の発言に含まれる「言葉」がもつイメージと
相手の「人間性」を無意識のうちに連想させているのです。
これはプライミング効果によるものです。
プライミング効果(priming effect)
プライミング効果(priming effect)とは、
先行する刺激が、後続する刺激に対する反応に
影響を与えることをいいます。
我々が「接着」等で使用する「プライマー(primer)」と
語源は同じですから理解しやすいでしょう。
プライミング効果が心理的に働いていることを
最もリアルに感じるのは「10回クイズ」です。
相手に「キャンパス」と10回言わせた後に
「角度を測る文房具は?」と聞くと、
「コンパス」と答えてしまいがち(正解は分度器)
というものです。
キャンパスと10回言ってしまうと、
その言葉が嫌でも頭に残ってしまいます。
その直後に「角度を測る文房具」と聞くと、
「キャンパス+文房具」という刺激が
瞬間的に「コンパス」という連想を促してしまうのです。
このプライミング効果によって
「ポジティブな発言をする→明るい」とか
「ネガティブな発言をする→暗い」という連想を
患者に無意識のうちにされてわけです。
しかも、こうした連想は気持ち的な部分にとどまりません。
言葉を発したり聞いたりして言葉が頭に植えつけられると、
その言葉がもつイメージがそのまま表情や行動に表れるのです。
前向きな言葉を聞くと何だかやる気が出て仕事が捗ったり、
ハツラツとしてにこやかになることがありますが、
言葉がポジティブな印象を与え、
それが表情や行動につながっているのです。
いかがでしょう。
このようにあなたのポジティブな言葉が
患者に前向きなイメージを与え、
さらに表情や行動まで良くなるよう促すなら
患者に好かれても不思議はないと感じるはずです。
ただ、
「そういつもポジティブな言葉を発してばかりいられないよ」
「歯科医師といえど人間、気分の上下だってある…」
と言いたくなる方もおいででしょう。
もちろんその対処法もあります。
なければ冒頭で「超簡単な優れもの!」とは言いません。
ということで、対処法は次回にお話しします。
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考えてみましょう
さて、それでは恒例のシンキングタイムです。
今回話した「プライミング効果」は
我々にとっても重要な『学習』そのものに
大きく影響しています。
我々歯科医師は日常臨床で
似たような症状を診る
→診断が頭に浮かぶ
→治療法の候補が頭に示される
という瞬間的な連想が出来るようになっています。
これはまさにプライミング効果です。
症状→診断→治療法と繰り返し頭を使って
診療を進めていくという『意識的』な行動の積み重ねが
プライミング効果が『無意識』で働いてくれるのです。
そう考えると、正確な診断と適切な治療のためには
『意識的』な行動が大切ということになります。
それでは意識的に
「プライミング効果を活かす」ように努めるには
何をすれば良いのでしょうか。
せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。
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