歯科医院の院長の労働時間のコントロール法 ④

20150328歯科医院の院長は超長時間労働だという話をしています。

前回、「時給の計算方法」は計算をしてみましたか?

まだなら今すぐやってみましょう。

実は「時給」以外の発見もたくさん期待できます。

 

 

今回は計算していく際の数値(11〜18)の意味を

詳しく解説していきます。

 

 

各数値の意味と関連ポイント

 

 

11 今後必要な総年収:寿命が来るまでに必要なお金の総額

自分の生活費をチェックして

実際のどの程度の年収なら満足するのか、を考えます。

税金と借金を支払ったアト、手元にいくら欲しいのか、です。

生活の水準を下げることはとても大変です。

少なくとも現在と同じレベルで想定しましょう。

 

 

12 資産と負債による補正:今後必要な総年収の補正

現在持っている資産や借入金の額によって

今後稼ぐべき金額=必要な総年収が変わるので補正します。

不動産はあえて資産に入れていません。

 

 

13 1年間に得るべき真の年収:

補正した今後必要な総年収を「今後の稼働年数」で割ります。

(01あなたの現在の年齢)が高く、(03引退を考えている年齢)が

低いほど今後働く年数は小さく、得るべき真の年収を大きくなります。

つまり、無職で暮らす期間「(02)−(03)」が長く設定してあると

得るべき真の年収は大きくならざるをえなくなります。

早く引退するつもりなら現役時代は頑張らないと、ということです。

 

 

14 この収入を得るための売上:歯科医院の院長の取り分は

だいたいの医院で売上の20〜30%になります。

あなたが自医院の利益率を把握できるならその数値を、

把握していないなら中央値の25%を使って

1年間に必要な総売上を計算します。

 

 

15 この総売上を実現する日給:

(08年間の稼働日数)が少ないほど休みは増えますが、

出勤日1日で稼ぐべき日給は大きくなっていきます。

サラリーパーソン並にしたいなら240日稼働になります。

 

 

16 この日給を実現する時給:

(09 1日の稼働時間)少ないほど働く時間は短いですが、

1時間で稼がなければならない時給は大きくなります。

サラリーパーソン並なら1日8時間労働になります。

 

 

この時間の中には、研鑽の時間も組み込むべきです。

1日24時間という限られた時間の中で

仕事に直結している時間として使っているのですから、

研鑽の時間はすべて「労働時間」と考えて下さい。

 

 

経営者が12時間以上働くのは珍しいことではありません。

事業が安定するまで14〜16時間のハードワークをするのも

ある意味仕方のないことです。

 

 

しかし、それを数十年間、高齢となっても続けるのは

肉体的にも精神的にも無理なことです。

あなた自身が診療時間と研鑽の時間を

どの程度の時間にしていくかをこの際考えてみましょう。

 

 

17 売上に結びつかない時間の考慮:

研鑽の時間もその瞬間には売上に結びつかない時間です。

研鑽の結果、自費診療の金額が上がったり、

診療スピードが上がって売上に反映されるまでは

売上に結びつきません。

 

 

研鑽の時間以外にも売上を伸ばすための施策、

例えば集患の施策に使う時間もここになります。

これらは必要不可欠ですが売上そのものには直結しません。

その分、効果的効率的に行なう必要があります。

 

 

18 税金の考慮:半分は税金として徴収されてしまいます。

 

 

稼動する年数、年間の日数、1日の労働時間…

このように全て時間が関与してきます。

 

 

あなたの寿命や引退時期、さらに今後の人生で

どのくらいの時間を仕事に費やすつもりかによって

必要とされる働きっぷりは大幅に変わります。

 

 

あなたの理想とする歯科医師人生をこの計算で

シュミレートしてみると、いい目安にはなるはずです。

現在のあなたがそれに近しい稼ぎを上げているのであれば

その理想も達成する可能性が高まります。

 

 

現実が理想とかけ離れていた場合、

何をどう改善していったら良いのか、

そのことについてまた次回お話ししていきます。

 


 

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

あなたの現在の年齢はもちろんですが、

寿命を全うすると思う年齢、引退を考えている年齢、

必要と思われる年収は個人差が大きくてバラバラです。

 

 

早々に引退したいと考えるドクターもいれば、

「生涯現役」を目標にしているドクターもおいでです。

歯科診療を趣味的にお考えの方もおいでです。

 

 

その考え方も人それぞれで良いと思います。

それに見合った現在の時間の使い方をしましょうと

提唱しているだけに過ぎません。

 

 

しかし、それとは別にドクターには

特に認識しておいてほしいあるリスクがあります。

歯科医師という職業柄、ぜひとも認識しておきたい、

そのリスクとはどんなリスクでしょうか?

 

 

 

せっかくここまで読んだあなたにはぜひとも、

いろいろと、考えてみてほしいなぁ・・・と思っています。

(ここは考える時間です)

 

それでは答えです。

 

 

 

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考えてみましたか?

 

本日はこれにて終了です。

 

でもお別れの前に・・・

 

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ここで話しています。

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確かめてみることをオススメします!

 

 

 

そして

 

 

 

あなたの歯科医院の繁盛と

あなたの成功を真剣に願っています!!

 

おなじ歯科医師同士、苦労が他人事と思えない分だけ、

報われる日が1日でも早く訪れてほしいと

心から思うわけです。

 

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以上、参考になったでしょうか。

 

これまでにも、日常の中から歯科医院経営のヒントを掘り出しています。

「気付き」にまとめておりますので、読み流すと楽しいかもしれません。

 

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ありがとうございました。

 

 

近  義武

 


 

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