歯科医院経営の特殊性と難しさの正体(中)

歯科経営の変則性や特徴のポイントについて話をしています。
歯科医院経営はビジネスモデルとして変則的だということは
理解・認識しておかないと、経営者としては失格です。

 

実際に歯科医院経営経験がないと、歯科医師でも勤務医では
この変則性を真に理解することは非常に困難でしょう。
字面のみでなく、背景などまで含めた理解を目指して下さい。

 

おまけ的な恩恵ですが変則性を理解すれば、
口ばかりで役に立たない業者も論破することだってできます。
奴らの実力の試金石として、チェックに使うのもアリです。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
歯科医院の集患・経営、ブランド構築コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。
今回は歯科医院経営の変則性の3つ目からです。

 

変則性3、相反するコトが混在している

 

現在、日本を含めて世界の経済原理の趨勢は『資本主義』です。
つまり、自分で稼いでお金を得る社会です。
本来稼ごうとする努力や工夫は「正義」になります。

 

しかし、歯科経営においてはそうはいきません。
公共性が高いという理由で型にはめられています。

 

制限される方の代表的なものがいわゆる『広告規制』です。
我々は自由に広報活動を行えません。

 

一方、税金面では優遇されています。
『租税特別措置法第26条』がそれです。
毎年、廃止や改正が話題になりますが、絶賛存続中です。

 

また、提供するサービスは「医療法」「薬事法」によって
「適正判定」を受けたもの以外は提供を禁止されています。

 

さらに保険診療においては『料金・提供方法・条件』など
患者保護という名目で、これでもかというくらい制限されています。

 

要は『飴と鞭』です。
国家として医療を安定供給するため、我々の医療分野は
残念ながら「社会主義的」な構造なのです。

 

それでいて、最終的な経営責任はわれわれ経営者に丸投げです。
おかしくないですか?おかしいですよね、
保険診療(同一サービス・同一料金)で競争原理を働かせるのって。

 

自由診療は多少ましですが、それでも
「同一でない部分」を広報することがこれまた制限されています。

 

それだからこそ、閉塞感を強く感じる院長は
より規制の少ない「自由診療」への移行を積極的に目指すのです。

 

「保険診療」は単なるシステムです。
先入観を持たずに冷静に事実のみを正確に捉えれば
治療項目によってはつまらない「自費診療」よりも
利益率が高かったりします。

 

「保険診療」も「自費診療」も患者の問題や悩みを解決する
選択可能な『ソリューション』というだけのことです。
場合によっては診療をしないで、別の専門家を紹介しても
患者の問題や悩みが解決するならそれでいいわけです。

 

技術の研鑽も良いのですが、「考え方」の幅を広げなくては
身につけた技術も活かしきれません。

 

保護という名の規制は成長を諦めたもののためにある仕組みです。
成長してしまえば、下手に守られているよりも
制限の少ない厳しい世界の方があなたを一層活かせます。

 

ただし、ほとんどの歯科医院院長は、
「規制・制限」の少ない実力の世界に何となく憧れるだけで
現状維持を無意識のうちに選択しています。

 

客観的に見ればそれは成長を諦めていることと同義です。
矛盾を感じ、限界を感じたままで特に何もしない…
ゆで蛙として国家に搾取され続ける…

 

それはそれで1つの価値観です。
周囲の大勢もそんな感じで安心ですし楽な生き方のはずです。
決めるのはあくまでも、あなたの中の『何か』です。

 

変則性4、初期費用が超高額な資格店舗ビジネス

 

今回挙げている変則性や特徴のなかでは
比較的わかりやすいポイントです。
資格にも開業にも高額な費用がかかるということです。

 

現在、一般のサラリーマンの平均生涯賃金は
約2億5000万〜3億円と言われています。
労働基準法によって守られ、リスクを負うことなく、です。

 

これに対して、我々開業歯科医師は
どれほど稼げば同等と言えるのでしょうか?

 

資格取得に4000万円、歯科医院開設に4000万円として、
さらにリスク負担・超過労働時間・企業年金相当分を
低く見積もって7000万円とすれば、合計で1億5000万円。

 

一般のサラリーマンの平均生涯賃金にこれを加えて
4億円〜4億5000万円を売上ではなく利益の総合計で
稼ぎあげなければ同等とは言えないでしょう。

 

平均生涯賃金+学費+開業資金くらい楽に稼げないのなら、
そもそも歯科医師になって開業するという
ハイリスクハイリターンなモデルを志す意味があまりありません。

 

このように、歯科医院経営は初期費用が超高額であり、
さらにはハイリスクハイリターンな資格ビジネスな訳です。

 

ここにさらに実店舗ビジネスの特性が加わります。
歯科医療サービスの提供には実際の歯科医院の存在が不可欠です。

 

規制が緩和されて訪問診療に特化する場合には
実店舗である歯科医院の解説が必須ではなくなりましたが
歯科医師約10万人のうち、7割近くが開業医であることを鑑みれば
外来可能な診療所の開設が一般的と言えるでしょう。

 

開設した歯科医院は、多額の初期投資を考え合わせると
そう簡単には移設することができません。

 

資金の問題だけでなく、既存の患者の利便性や
スタッフの質の担保も考えなくてはなりませんので
移設に対するハードルは高いと言わざるを得ません。

 

繁盛し、手狭になっての移設については
計画に無理がないのであれば、およそ問題はありません。
問題は経営的に不調に陥った場合です。

 

売上が建たなくても人件費、固定費は出ていく…
心機一転、移設を!と考えても資金的に厳しい…
時間の経過とともに傷が広がっていく…

 

無資格・無店舗・無設備・無人のネットビジネスや
机1つ・身体1つで可能なコンテンツビジネスとは
実店舗ビジネスはリスクの大きさがまるで違うのです。

 

歯科医院経営がこれだけのハイリスクなのに
「人並みの生活ができればそれでいい…」
なんて寝言を言う院長の気が知れません。

 

少なくとも年収2000万円〜3000万円を目指さないことには、
歯科医院の院長の人生はリスクに見合ったものにはならないのです。

 

踏み出したからには前進あるのみ…
ということですね。

…………………………………………………………………………

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

成長を目指すのも、楽な生き方をするのも
あなたの中の『何か』が決めることだという話をしました。

 

誤解して欲しくないのは「自由診療への移行」を
あえて推進しているわけではないということです。

 

あなたの意思で「保険診療」に邁進するのは
大変結構なことだと考えています。

 

では、あなた自身がどこへ進んでいくかを決める、
あなたの中の『何か』とは何でしょうか?

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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     ↓
     ↓
     ↓
(ここは考える時間です)
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     ↓
それでは答えです。

 

 

 

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この記事の執筆者

近 義武
近 義武(株)120%代表取締役
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