『歯科医院経営でも見た目が9割』の嘘1/3

見た目

 

こんにちは、歯科医師で経営アドバイザーの 近  義武 です。

 

 

我々歯科医師は、特に開業をしてしまうと

歯科業界以外の人間に会う機会が少なくなりがちです。

新たな人脈作りが成果に直結することがありませんから

自ら意識をしないと新たな出会いも限られてしまいます。

 

 

 

コンサルタントを始めて良かったと思うことの1つは

多種多様な方と「歯科医師と患者」という枠を超えて

知り合うことが格段に増えたことです。

 

 

 

そうして“近”が知り合えた方の中に

西日本で老舗の旅館を経営なさっている方がいます。

つい先日にも久々にお会いする機会を持てました。

 

 

 

 

食事をしながら楽しい時間を過ごさせてもらえるのは

何にも代え難い大きな喜びとなっています。

その時の会話でこんな話をお聞きしました。

 

 

 

 2人の客

 

仮に、欧米でそれなりの格式のホテルに2人の客が

同じ条件で同時にチェックインしたとしましょう。

 

 

 

この時、1人が手入れの行き届いたカシミヤコート、

もう1人がよれよれのトレンチコートだったとすると

ほぼ間違いなく、カシミヤの客の方が良い部屋となります。

 

 

 

私共はそのように歴然とした差をつけることは

極力しないようにしています。

しかしそれでも、我々サービスの提供者側の心情が

微妙に動いてしまうのは否定できないものです。

 

 

 

確かにそういうことはあることでしょう。

飛行機の搭乗券発行やレストランの席への案内も

きっと同じようなことが起こっているはずです。

 

 

 

 「見た目」の重要性

 

このような「見た目が大切」になる場面は

その多くが一発勝負やそれに近い状況で生じます。

 

 

 

すなわち、対人関係で

相手の情報量が少ないにも関わらず

何らかの決断をしなければならない場合、

「見た目」の重要性が大きくなるということです。

 

 

 

逆に決断までの時間があって、

相手の情報量が増えるなら「見た目」以外のことも

決断を下す材料になるわけですから

「見た目」に対する比重は下がっていきます。

 

 

 

こんなことを言われなくても歯科医師たるもの、

服装や髪型などに気を使うべきだというのは

もはや至極当たり前のことです。

 

 

 

近年のように歯科医院同士の競争が激化してくると

『見た目』も医院経営に関わってくるという話は

あなたも何度となく耳にしているはずです。

 

 

 

特に初診時のように、

患者にとって情報量が少ない場面では

あなたの「見た目」、診療室内の「見た目」は

重要ということができます。

 

 

 

 メラビアンの法則 

 

この「見た目」の重要性の科学的根拠として

よく引き合いに出されるのが

『メラビアンの法則』と呼ばれるものです。

 

 

 

「メラビアンの法則」は、

アメリカUCLAの心理学名誉教授である

アルバート・メラビアンが、

彼の著書『 Silent messages』の中で発表したものです。

 

 

 

声のトーンや大きさ、ボディランゲージや

見た目の印象の重要性を説いた法則として有名です。

 

 

 

2005年に出版され、

100万部を超えるベストセラーとなった

竹内一郎氏の著書『人は見た目が9割』は、

このメラビアンの法則の解釈をベースにしている、

と言われています。

 

 

 

ところがこのベストセラーの中で

「メラビアンの法則」が

なんと間違った解釈をされています。

我田引水の「拡大解釈」といえるものです。

 

 

 

我々歯科医師としては「見た目」についても

エビデンスに基づいて

医院経営に活用したいものです。

 

 

 

ですので次回は、この「メラビアンの法則」について

そのポイントをお話ししていきます。

 

…………………………………………………………………………

 

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

 

「見た目」の重要性の科学的根拠が怪しいということは

前半の話もみんな怪しいのか…?

 

 

 

という疑問を持った方もおいでではないでしょうか。

結論からいうとそんなことはありません。

 

 

 

相手の情報量が少ないにも関わらず

何らかの決断をしなければならない場合、

「見た目」の重要性が大きくなるということは

紛れもないことです。

 

 

 

ただし、この根拠に

メラビアンの法則を持ってくるのには

やはり無理があります。

 

 

 

このことを説明するためにぴったりな

ある心理効果があります。

さてそれはどんな心理効果でしょうか。

 

 

 

これを知っておくことで

あなたの新患に対する準備が変わってきます。

 

 

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら

ぜひとも、考えてみてください!

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(ここは考える時間です)

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それでは答えです。

 

 

 

 

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