来院患者が増えるホームページの新常識 ③

今回のホームページ(以下HP)の新常識シリーズは
普段よりも2〜3割増で読んでいる方が多いです。

 

HPから患者を誘導できていない方がそれだけ多いのですね。
実際に、見かける歯科医院のHPのほとんどが
『これでは・・・』状態ですから無理ない話です。

 

今回のシリーズで紹介する新常識を実行するだけで
患者の反応の違いがすぐに実感できます。
取り組んでみる価値はありますよ。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
歯科医院の集患・経営、ブランド構築コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

歯科医院のHPにおける新常識をお届けしています。
「歯科」以外の業界では以前から言われていたことですが、
歯科業界では旧態依然のままになってしまっています。

 

これまで4つの新常識をお話ししました。

<参照>

 

今回も歯科医院のHPの新常識を
続けてお話ししていきましょう。

 

歯科医院HPの新常識5
いいとこ取りは失敗する

 

通常HPを作る時には他の歯科医院のHPを参考にするものです。
全く参考にしないという、そんな院長はほとんどいません。

 

無理もないことですし、そのコト自体には問題はありません。
地図は大きく表示しようとか、診療時間をわかりやすくとか
そういうところは大いに参考にすべきです。

 

問題なのは治療内容や医院の理念、診療方針などを
いろいろなところから寄せ集めるようにして載せることです。

 

ここは本来、あなたの個性が最も反映されるところです。
それがいいとこ取りをしてしまうと、当たり障りのない
特徴のない主張に収束します。

 

没個性にすることは患者に選ばれることの放棄と同義です。
むしろ、どこが他の歯科医院、他のドクターと違うのかを
考えに考えまくって言葉にするべきところです。

 

例えば、「患者さんの身になって親身な治療を…」
などということは、どこの歯科医院のHPにも書いてあります。
ということは、患者にとっては「歯科医院の当たり前」、
そこを強調したところで患者には魅力的に映りません。

 

いいとこ取りをすればするほど、こういう
「患者にとっては見慣れた文言」が増えていきます。
あなたの歯科医院の個性はどんどん減っていき、
あなたの歯科医院に行ってみる理由もなくなっていきます。

 

いいとこ取りで作られたHPからは
「可もなければ不可もない平凡な歯科医院ですよ」
という情報が患者に対して発信されるわけです。

 

そしてもう1つ、没個性を助長してしまうのが
「何でもオールマイティーにできる」アピールです。

 

歯科医院が不足していた時代には、
何でもできることが歯科医師に求められ、
それを歯科業界全体が推奨していました。

 

しかし今は歯科医院過剰と言われる状況で
専門家・エキスパートが求められる時代です。
「何でもオールマイティーにできる」というアピールは
どちらかといえばマイナスに作用します。

 

デパートを見れば一目瞭然です。
昔は百貨店と呼ばれ、
「何でもあってしかも高級」というイメージでしたが、
現在では専門ブランド小売店のテナント主でしかありません。

 

『何でも屋』で手に入る品質やイメージの価値よりも
『専門店』の深さやブランド力が求められていることの表れです。

 

現在の歯科医院も患者に求められているのは専門性なのです。
過剰な程たくさん歯科医院がある以上、
何でもできることの価値が消失したのです。

 

しかし、「オールマイティー」を推奨する風潮が
昔を知っている方々などの十年一日の主張のおかげで
いまだにしぶとく生き残っています。

 

当然、その手のHPが溢れていますから、
「オールマイティー」アピールは没個性となります。

 

「オールマイティー」の価値を大きいと感じている方には、
受け入れられない話かもしれません。
今の時代が歯科医院過剰だという事実から
もう一度考え直してみることをオススメします。

 

患者は「いいとこ取り」「オールマイティー」のような
どこにでもありそうな没個性の歯科医院や歯科医師には
『治療の技術の高さ』や『最新の治療』などを求めません。

 

「無難な治療」「通院の便」「自分の都合」などが
実現できればそれでいいと考えます。

 

こんな患者を積極的に集めたいというなら別ですが
そうでないならHP作成時や修正時に
あえて没個性となるようなアピールとは縁を切りましょう。

 

歯科医院HPの新常識6
専門用語を使うことが問題なのではない

 

「専門用語は避けて平素な言葉を使え」
よく聞きますよね、耳にタコができる程。

 

でも、これって実は4割程度しか真実ではありません。
言い方を変えれば「半分以上間違い」です。

 

我々歯科医師は大学で6年間、歯科医学を叩き込まれ、
その後も数年から数十年の研鑽を積んでいます。
一般の患者とは歯科医学の基礎知識が圧倒的に違うのです。

 

この我々歯科医師の圧倒的な基礎知識が何を生むか?
それは、会話や記述した文章に『言外に』その基礎知識を
使っていて、しかもその自覚がないという状況です。

 

ドクター同士の会話や文章なら全く問題がありませんが、
患者相手となると話は別です。
どんなに専門用語を平素な言葉に代えて話されても
『言外の』基礎知識がない以上、患者には理解不能となります。

 

つまり、我々にとって、「そこからぁ?」というレベルで
話さないといけないということになります。

 

患者への説明もそうですが、特にHPに載せるような文章では
『小学5年生が理解できるように書く』というのが
1つの目安になります。

 

日本の教育制度の現状においてには
健康や医学に関するプログラムは
専門教育機関以外では行なっていません。
つまり、一般常識としては全く広まってはいないのです。

 

患者本人が経験したことのある病気やけがに対して
場当たり的な知識がある程度です。
専門用語を使うかどうか以前の問題だということが
容易に想像できます。

 

これを理解しないままHPを作ってしまった結果、
同業者(歯科医師)受けは良さそうですが、
患者の反応は鈍そうなHPだらけになっています。

 

あなたのHPも「医学知識のない小学5年生」の目で
もう一度、見直してみて下さい。
そして、表現が適切でない部分は一刻も早く修正しましょう

 

このように言うと、
「専門的な内容はHPに載せない方がいいのか?」
と訊かれそうなのでお答えします。

 

載せた方が良いこともたくさんあります。
得意分野の治療ことなど、ぜひ載せて下さい。
ただし、言葉の定義からするつもりで載せることを忘れずに。

 

専門的な内容の記載は、
そのことに興味を持っている患者しか読みません。
あなたのHPに訪れた患者が
全てのページを丹念に読むことはないのです。

 

ですから、専門的な内容に関しては
基本的には「トップページとは別の下層のページ」に
置くことになるでしょう。

 

どの程度の深さの層に置くかは
話の専門度の深さや難易度に依ることになります。

…………………………………………………………………………

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

専門的な内容を掲載する際には、他にも
必ず意識しなくてはならないことが1つあります。

 

 

それはどんなことでしょうか

 

せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
(ここは考える時間です)
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     ↓
     ↓
それでは答えです。

 

 

 

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