歯科医院経営を戦略的にする方法 ③
歯科医院経営にも戦略性を持たせましょう!
という話をしています。
我々は医療従事者であると同時に医院経営者です。
経営者として絶対に知っておくべき経営戦略…
それが『ランチェスター戦略』です。
名前くらいは聞いたことがあるかも知れないですね。
もともとはイギリス人のエンジニア、
F・W・ランチェスターが1915年頃発見した
「ランチェスター第1&第2法則」を
企業経営に応用したものです。
まずは「ランチェスター法則」
「ランチェスター法則」は
今から約100年も前に発見された法則であり、
当初は軍事目的に利用されていました。
これは敵対する2つの軍隊の戦闘力を
数式にモデル化したものです。
ランチェスター法則とは、乱暴な言い方をするなら
「戦争では戦力=数がモノを言うよね」
という法則になります。
「何を当たり前のことを言っとるんだ!」
とツッコミたくなるのはやまやまですが、
戦いにおいて「数」は、とても重要です。
ただ、この「戦力=数」について
数学的・定量的にアプローチすることを
はじめて論じたのがランチェスターなのです。
「ランチェスター第1法則」とは
ランチェスター法則には、2つの法則があります。
ランチェスター第1法則は、局地戦、接近戦、
一騎打ちなどで成り立つ法則です。
「攻撃力 = 兵数 × 武器性能(個々の兵力)」
が成立します。
例えば、武器性能が同じレベルのA軍(20人)と
B軍(10人)がいるとします。
この場合、攻撃力は20対10、つまり2対1になります。
「ランチェスター第2法則」とは
第1法則は、兵士同士の1対1の戦いを前提としています。
これを複数の戦いに活用したのが
ランチェスター第2法則です。
広域戦、遠隔戦、確率戦などで成り立つ法則です。
第2法則では、
「攻撃力 = 兵数の2乗 × 武器性能(個々の兵力)」
が成立します。
前述と同様に、武器性能が同じレベルの
A軍(20人)とB軍(10人)がいるとします。
この場合は攻撃力の差は400対100、つまり4対1になります。
導かれること
ランチェスター法則を理解する際に注目すべき点は、
第1法則では1対1の戦いが前提ですが、
第2法則ではその前提が無く、
兵士同士がランダムに戦うことです。
第2法則は、双方の兵数を二乗して攻撃力を比べています。
第1法則に比べて兵数の差によって、
攻撃力に圧倒的な差がつきます。
つまり、兵士が少なくなるほど
攻撃力が一気に低下するということです。
ということは、弱者にとっては
第2法則の当てはまる状況で戦うと
ダメージが大きくなるということです。
つまり、弱者が戦うなら
第1法則の当てはまる状況で戦うべきなのです
逆に強者にとっては
第2法則が当てはまる状況で戦うと有利なわけです。
このランチェスター法則の概念を応用発展させたのが
『ランチェスター戦略』となります。
次回は『ランチェスター戦略』をさらに話していきます。
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考えてみましょう
さて、それでは恒例のシンキングタイムです。
ランチェスター戦略では「強者」と「弱者」を
その業界のシェアで分類します。
しかし、我々の歯科業界では
全国展開をしている歯科医院(法人)は
ほとんどありません。
シェアの上位といえるほどの
シェアをとっている歯科医院もありません。
ではどのように「強者」「弱者」を
分類するでしょうか。
せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。
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